宇都宮市内や栃木県内の不動産の売却を考えるなかで、「どんな業者に依頼するか?」について考えたことはおありでしょうか?
実は、不動産の売却を手掛ける業者には仲介業者と買取業者の2種類があります。仲介業者による売却の方が一般的ですが、実は買取業者による売却にも多くのメリットがあります。
今回は、中古マンションの売買を取り扱う「仲介業者」と「買取業者」について、特徴やメリット、デメリットなどを徹底解説します。
不動産売却を依頼する際に選べる主な業者には、仲介業者と買取業者の2種類があります。
仲介業者は、マンションを売りたい人と買いたい人を仲介します。仲介業者が行う主な業務は以下の通りです。
仲介業者は、ポータルサイトやレインズにマンション情報を掲載し、購入希望者を探します。成約時には仲介手数料を得ることで収益を上げます。例えば、3,000万円のマンションが売れた場合、手数料は105.6万円になります。
仲介業者を利用する際のメリットは高い売却価格が期待できることです。しかし、デメリットとしては、売却に時間がかかる、手間がかかる、売却後のクレームリスク、値下げを求められる可能性があります。
買取業者は、マンションを直接買い取る業者です。業務の流れは以下の通りです。
買取業者は、買い取ったマンションをリフォームし、再販または賃貸として運用することで収益を得ます。メリットとしては、売却が迅速に行え、手間がかからず、仲介手数料が発生しないことが挙げられます。また、売却後のクレームのリスクがなく、売却価格を確定できる点も大きな利点です。デメリットは、仲介業者と比較して売却価格が低くなりがちであることです。
仲介業者と買取業者の違いをまとめると、下記のようになります。
特徴 | 仲介業者 | 買取業者 |
役割 | 売りたい人と買いたい人の間を仲介 | 売りたい人から直接物件を買い取り |
プロセス | 査定、業者選定、売却プラン決定、 販売活動、契約、決済・引き渡し | 査定、業者選定、即時売買契約、 迅速な決済・引き渡し |
時間 | 数ヶ月から1年以上 | 数日から数週間 |
費用 | 仲介手数料が発生 (例:3,000万円で約105.6万円) | 仲介手数料がかからない |
リスク | 売却後のクレームリスク、 市場状況による売れ残りや値下げリスク | 売却価格が低くなる可能性があるが、 売却後のクレームリスクなし |
仲介と買取、どちらに依頼するかは個々人の状況、考え方によって異なるかと思います。「時間をかけても良いので少しでも高く売却したい。」と、お考えの方は仲介が良いでしょう。一方、迅速に売却したい、早く現金を手にしたい、時間をかけたくない、等の考えを持っている方は買取がおすすめです。また買取も行う仲介業者も存在(大部分の不動産業者)します。
長々と書きましたが、仲介業者に売却希望、現況を相談し判断することが一番良い方法かと思います。
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